去年の10月にGoogleが作成したAlphaGoという囲碁をするAIがプロ棋士に勝利したという記事がGoogleのblogにアップされていました。
AlphaGo: マシンラーニングで囲碁を:https://googlejapan.blogspot.jp/2016/01/alphago.html
囲碁はblog記事にもありますが、手の数は
1,000,000,000,000,000,000,000,000,000,000,000,000,000,000,000,000,000, 000,000,000,000,000,000,000,000,000,000,000,000,000,000,000,000,000,000,000,000, 000,000,000,000,000,000,000,000,000,000,000,000,000,000,000,000,000,000,000,000
もあるそうです。その全パーターンを計算するのは不可能なのでAIの腕の見せ所。
AlphaGoは人間の脳の仕組みを真似た「ディープラーニング」という手法で構成されていて、これはプログラマーが囲碁の打ち方を考えるのではなく、囲碁の「良い手」をたくさん入力して学習させて、さらに学習させたAI同士を対決させて強化学習を行うという手法です。
ヤバイです。プログラマーが指示をせずに学習できるという本当の人工知能感があります。まあ、その分学習させるのにもの凄い量の計算が必要ですが(CPUじゃ到底計算無理なのでGPUを大量に使う)。。。
そんなAlphaGoが3月9日,10日,12日,13日,15日に囲碁のトップ選手と対局をするそうです(Youtubeで生放送するみたい)。AlphaGoが勝ったらすごいニュースになりそう。知能ゲームの「人間vsAI」の終戦になっちゃうだろうし。。。