今年のプロ野球はセ・パ両リーグで「昨年最下位のチーム」が優勝圏内にいます。
ちなみに両リーグともに前年最下位からのリーグ優勝というのは前例がないそうです。
その要因としては、優勝候補筆頭であったソフトバンクはケガ人続出、巨人は主力選手が軒並み不振で優勝争いが混沌としたことも一因としてあるのですが、もしかすると昔ほどチームの実力格差は大きくなく、今はどのチームも優勝の可能性があるのかもしれません。
となると来年だってわかりませんよね。
2年連続で前年最下位チームが優勝なら、そう2022年の優勝はy
チームのムードってスゴく大切だと思うんです。
ヤクルトなら若い村上選手が全てのプレーに一喜一憂してチームを鼓舞してるのが素人目にもわかるくらいですし、オリックスは離脱中の吉田正選手がメンバー全員へ1つ1つ手書きメッセージを付けた差し入れをしたことが明かされました。
もちろんチームが勝ってるから良いムードになるし良いエピソードが出てきたりするのですが、勢いに乗る発端は必ずしも勝利などの良いイベントではなく、むしろアクシデントがキッカケになることも往々にしてあるものです。
オリックスは9月に入り首位打者の吉田正選手が離脱して戦力的には痛恨だったわけですが、その苦境をチームが一体となってカバーしてる感じがします。ヤクルトは9/13の試合で負けた後に9連勝して首位に立つのですが、この9/13の中日戦で大誤審があったんです。「こんなことで負けてられるか!」と発奮したのであれば、まさしく災い転じて福となす、ですよね。
各チーム実力伯仲ならば、おそらく来年もムードを作れる中心選手がいるチームが優勝に近づけそうな気がするので、その役割を我が横浜であれば来年2年目となる牧選手に期待したいところです。あと、いかんせん横浜は寡黙でマジメな選手が多いので、感情剥き出しでプレーするムードメーカーがほしいですね。いっそ中畑前監督をヘッドコーチとして招聘してみては?