自分の書いたソースコードを、友達や同僚、あるいは上司に見られたことはありますか?
私はあります。家族に見られたことはまだありませんがね。
一人で作っている人間を除いて、プログラマとして働いている人間ならば、確実に見られる機会があるはずです。
(バグ一つないコードを書いて、見られる必要が無いと言うならば、その人のコードがぜひ見たいです!)
では、どういうときにコードを見られるでしょうか。
例えば、プログラムがうまく動かないときに、同僚や上司に見られるというケースです。
これは非常に恥ずかしい。
しかも、動かないコードというのは、経験的に汚いコードであることがほとんどで、恥ずかしさに拍車がかかります。
そして、時は経ち、後輩にもコードを見られるようになりました。
こうなってくると、恥ずかしさを通り越してくる。
誰が誰のコードの影響を受けているかぐらい、プログラマなら簡単に分かる。
後輩の書くコードが、自分のコードの影響を少しでも受けているのが分かった時、いままでで一番、身の引き締まる思いがした。
もちろん、人にコード見られるのは悪いことではない。
むしろ非常に良い。
アイドルだって見られて綺麗になっていくというではないか。
他人と言う、客観的な視点こそが、上達の近道だと思われる。
自分のコードを恥ずかしく感じるならば、まだ十分に自信がないことの裏付けになる。
まずは、見られても恥ずかしくないぐらいに、コードの質を高めたい。
機会があれば、社内でもコードレビューなどをやってみたいと思う。
でもそれは、私がもう少し優れたコードを書いてからだ。
さっそく、その筋で名著と言われる本(例えば「Code Complete第2版」)を買い漁ることにしました。