阪神タイガースの監督が交代しました。
最下位になった一軍の監督が退任されて、二軍で日本一と「結果を出した」二軍監督が来季より一軍監督に昇格されるそうです。
まあプロ野球の世界では毎年と言っていいほどよくある光景ですが、今年は何か違和感を感じました。
こっからは、ちょっとわかりにくいかもしれませんが、頑張って違和感の正体を書いてみたいと思います。
まず、最下位になったということは、リーグ内で一番多く試合に負けたことになります。
でも、それは本当に「チームが弱い」と同義なのでしょうか?
極端な例えになりますが、もし今年の広島や西武がメジャーリーグに参戦したとしたら最下位になる可能性はあったと思うのです。
あるいは、今年のセ・パのBクラス6球団でリーグ編成したとしたら、これも想像レベルではありますが、阪神が最下位にならなそうな気がするのです。
そもそも今年の阪神は確かに記録上最下位なんですが9月まで3位争いしてましたし、特に横浜は阪神にコテンパンにやられたが故に、横浜ファンである私の感覚では到底弱いチームには思えないのです。
一方で、阪神の二軍はウエスタンリーグで優勝し1試合しか行われないファーム日本選手権でも勝ったことで二軍監督は結果を出した、と報道されてますが、それ単に阪神が一軍半の選手が多いから優勝しただけではないかい?日本一ったって1試合勝っただけでしょ?
結局、シーズンには必ず優勝チームと最下位チームは存在するわけで、それは「相対的な」結果にすぎないのではないかと。
なので「最下位だから」と監督退任してしまうのは、監督の評価基準として、どうにも納得がいかないのです。
そういや楽天の初代監督がたった一年で退任した時も同じような感覚があったことを思い出しましたよ。
監督の実力を測定するなら、年末のTVでやってるような現役選手ドラフトで作ったチームでシーズンを戦うのが効果的かと思います。
ていうか、カードとかガチャじゃなくて現役選手ドラフトからプレイできる野球ゲームで遊びたい。作りたい。ニーズないですかね?