まだまだマラソンを続けていきたいので、半月板損傷と診断を受けた際に「脛骨上部骨切り術」という膝の角度調整の手術も一緒に受けたのがお盆のころ。前回の入院話がこの手術でした。
この「脛骨上部骨切り術」のことを調べると、術後3か月で軽度の運動開始が可能になり、6か月で全面解禁になるとのこと。
そのことを担当医に聞きましたら、「そうなんだけど、実際にそのように活動する人はなかなか見ない」と言われました。理由は手術による筋力低下です。
3か月目からジョギングを再開しましたが、最初はどう頑張っても10分/kmでしか走れませんでした。
着地時のバランスがうまく取れないため、脛から足首までの筋肉を総動員してどうにか誤魔化しているような。
それから3か月、徐々に走力を取り戻して7分/kmで走れるまでには回復いたしました。まだまだ術前のようになるには時間が掛かりそうです。
丁度術後6か月の全面解禁直後に今年の青梅マラソンが開催されるので、申し込み開始早々にエントリー。いよいよ本番となりました。
まだ普段のジョギングで7km程度までしか走ってみてませんので、30km走破出来るのか不安に思いながらの参加でしたが、実際には関門時間との戦いとなりました。
15km、20.6km、25km、ゴール30kmに制限時間が設けられておりまして、15㎞通過時は10分程余裕があったのですが、20.6kmでは2分、25kmでは50m手前辺りで「残り20秒」と言われて猛ダッシュ。
あんな疲れた状態でよくダッシュをかけられたもので、2秒前に通過。
残り5kmを40分で走れればOKでしたので時計を気にしながら走り続け、けど少し怪しい雰囲気でしたので残り400m付近から速度を上げて競技終了2分前にゴール。無事完走メダルを頂いてまいりました。
ギリギリでゴールしたのは初めてで、終了カウントダウンされているのを知りました。カウントダウンを聞かされながら走るのはつらそうです。
ひとまず30km走れるのは確認できました。
今後は、走力アップとスタミナ増強ですね。