7月1日今日からレジ袋有料義務化。
近年大きく取り上げられている海洋プラスチックごみ問題。
スケープゴートにされたレジ袋。
有料化されて仮にレジ袋が100%使われなくなったとしても、
プラスチックごみの2%が削減されるだけ。
(減らないよりは減った方がいいのは間違いないが)
実際経済産業省のHPにも
「これは、普段何気なくもらっているレジ袋を有料化することで、
それが本当に必要かを考えていただき、私たちのライフスタイルを
見直すきっかけとすることを目的としています。」
と書いてあるように、直接的・即効性のある効果を期待しているわけではないのであろう。
今後プラスチックごみ削減のプラン・政策はあるのか?
企業は過剰包装など付加価値以外無駄でしかない手法を放棄できるのか?
また問題に対して利益度外視で投資ができるのか?
利便性が落ちた商品・生活様式を消費者は受け入れられるのか?
などなど、すべての立場の人が犠牲を伴いつつ考えなければいけない問題だが、
互いの理解・尊重・支持が好循環を生んでよりよい世界が誕生してほしいものである。
最後に一点。せっかく有料化するのであれば、その収益はプラスチック問題を 解決する新たな技術開発・研究費へ強制的にまわしていただきたかった。